おなかの赤ちゃんに受け継ぐ
山手線の中で目にした出来事です。
夕方のラッシュ時に大きなおなかのお母さんが乗ってきました。
60過ぎのサラリーマン風の男性がすかさず席を譲りました。
お母さん、安心したように、でも、申し訳なさそうに席に着きました。
嬉しかったのか、何度もお礼を言ってました。
お礼を受けて男性が言いました。
「気にしないでください。その代わり、おなかの中の赤ちゃんに伝えてください。20年後に私と出会ったら席を譲ってください、手を貸してください、と」
ドラマのようでした。
育児休業や介護休業から復帰した際の時短勤務、
病気とたたかいながら治療と仕事を両立させる勤務、
時短勤務や治療により周りに気を使わないといけない職場、
様々な職場の問題に対する解決策のヒントを貰ったような気がしました。